お客様から新聞記事の差し入れをいただきました。
これを読んで「囲碁サロンの経営をまだまだ頑張って下さいよ」と言っていただいている気がして、この記事をブログ読者の皆様と共有したいと思います。
天声新語より抜粋
「後期高齢者の年齢が近づいてくると、昔の友人、同僚たちとの交流が薄らぎ、その孤独感
を払拭してくれるのが趣味。私の場合囲碁。
碁会所に行くと、色々な人に出会えて面白い。だが、不愉快な思いをする人とは、席料を
払ってまで打ちたくないのが本音である。ルールやエチケットを無視する人。煙草を吸う
人。やたら勝ちたがる人。落ち着きがなく、おしゃべりな人。そんな人との私との対戦成
積はきわめて悪い。 何故か。その原因は私が『人』を相手に碁を打っているからだ、
と。そうではなく、私は『神』と打つように心掛けねばならないのだ。
私の目の前にいる相手は、囲碁をつかさどる全知全能の神が色々な人間に身を変えて、私
の技量や人間性を試しに来ているのだ。
そう思うと、私は自分の打つ手に最善を尽くせばそれでよく、今までは嫌らしかった相手
にも好感がわいてきた。そして、良い相手とは、一層親しく付き合えるようになった。
今日も、どんな相手と手段(囲碁を打つこと)ができるだろう、と胸を弾ませながら碁会
所に向かう。『よくも飽きずにご熱心なこと』と笑う女房を背にして。
友人とは、できるのではなく、つくるものだ。と、この年になって改めて囲碁から教えら
れた」
このお客様の境地になってもらえるよう、席主の技量裁量の努力が必要とも言えるのだろう。
お客様が帰られたあと、「石心の発展と向上はあっただろうか・・」と考えながら掃除していましたら夜中12時前になっていました。
今年一年、誠にありがとうございました。
来年も宜しく御願い申し上げます。
新年は 1月3日(日)13時より営業致します
小学校1,2年生だった生徒さんたちが、皆さん立派な大人で頑張っていて、昨日は久しぶりに会えて良かったです。昔懐かしい話題などであっという間に4時間半が過ぎました。関西より著名なプロ棋士をお呼びした囲碁イベントの時でも「先生、会計足りていますか?もう少し出しましょうか?」と、気づかいもしてくれるまでになって、感動しました。来年も皆さんに幸せがきますように。
昨日から、冬休みに入り生徒さんたちにとっては、楽しい季節ですね。
昨日の教室は、はじめに9子のパターン対局を説明しながら並べて、その続きから生徒皆さん連合軍対私との対局です。考えが浮かばないときは、A、B、Cの選択肢から選んでもらったり、みんなで相談もアリです。よく意見を発表してくれる生徒さんは安心です。間違っていても合っていても聞く能力があるからです。発言を控える生徒さんに、いかに楽しく参加、勉強してもらえるか・・ ここは、私の毎回の勉強と一番配慮しているところです。
「1局だけ大切に打ちましょう」とリーグ戦。 そして、次の一手プリントと、みんなで答え合わせ。みんなで勉強したら、人数分の次の一手を覚えれるのが教室の良いところですね。土曜日曜午後の特訓コースも、どんどんお越し下さい。上達へのお役に立てれば幸いです。
来年も健康に気をつけられ、楽しく、そして向上を目指して過ごして下さい。
くぎ付けになっているテレビ番組「グレートトラバース」。プロアドベンチャーレーサーの
田中陽希さんはすご過ぎです。昨年、百名山を一筆書きで踏破したのも偉業ですが、今年は二百名山にチャレンジされました。何度も泣きそうになります。ひたむきに、まっすぐな人柄があらわれていて、こんな人と登山したり結婚したいですね。