いつ思い出しても涙が出る映画がある。ロビンウイリアムズ主演の映画「いまを生きる」だ。青年たちの進路を親が強引に決めたり監視するなかで、人生に楽しさや希望を見出せずに、最後は追い詰められて自殺する青年の物語。なぜ感動するのだろう。私が自分の希望を見つけるために金沢に来た人生とダブって鑑賞しているからかもしれない。私はなんとか追い詰められながらも、囲碁を生業として生活できている。
こんなこと書くとお叱りを受けるかもしれないが、どんなプロになっても、生活できずに他のアルバイトをしながら本業のプロをする人が多い中、私はお客様に恵まれて囲碁だけで生活できている。すなわち、感謝のみだ。
そして、私は青年たちに「好きな道をどんどん行きなさい」と言える大人になるべく、この映画を忘れないように心掛けている。いまも涙を流しながら・・
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